わたしの毎日・わたしの手仕事

一人暮らしの毎日を慈しみ穏やかに、自分の好きなことをして好きなものに囲まれて暮らしています

わたしは未亡人の先輩

以前の習い事の時に親しくしていた友人からランチのお誘い。

ご主人を亡くしてから元気なく心配していましたが、

良かった、出かける気持ちになってくれて。


感染防止のためなのか?

メニューがなく、携帯をかざしてメニューを見る仕組み?らしくて、

わたしは一人では来られないお店ね。

若い友人がいてくれたて良かったわ。


パスタとピザを半分ずつでいただきましたが、

少し彼女の方を多めにしてもらいます。

ピザに蜂蜜も案外合います。


50歳で死別の彼女。

「夫婦連れを見ると妬ましくて、そんな自分が嫌になるの」


うんうん、そうよね。わかるわかる。

でもその気持ちにフタをしないで。

どうしたって沸き上がってしまう感情だもの。

自分を責めないで。


誰だって勝手に誰かを羡んで、

そして誰かに羨まれているんじゃないかしら?


わたしは60になってから未亡人になって、

やはり夫婦連れを見かけると羨ましくなったもの。

でもね。

自分が夫婦連れだった時はそうそう羨ましいがられるほどのことでもなかった、と思うのよ。

たいして嬉しくもなかっし。

それを妬まれてもねぇ。って。


きっと貴女のことを羨ましく思う人もいるでしょう。

だから、

あまりそういった感情を持つ自分のことを、あまり責めたりしないで。ね。


いつか貴女が、ご主人と二人連れだった日のことを、

温かい気持ちで懐かしく感じることが訪れるよう願っています。


またいつでも連絡ちょうだい。

わたしは未亡人の先輩だから。